アズールレーンを語る

アズールレーンの攻略・プレイ感想を書き連ねていく

【アズールレーン考察】「闇に堕ちた青き翼」イベントのストーリーを振り返り、内容を考察する

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  コードGの正体やらさらなるセイレーンの存在が示唆された今回のイベントについて考察していきたいと思います。また書き起こしで手首の腱鞘炎が悪化する・・・

※注意

 この記事ではイベント「闇に堕ちた青き翼」ストーリーについてのネタバレを多数含みます。またここで語る内容は個人の考察であり、今後新たに実装されるストーリーによっては、今回語ることと相違が発生する場合がありますことをご了承ください。

 

 

 

【本編文字書き起こし】

 今回も本編会話を文字起こししています。ただし全文文字起こしはあまりにも文章量が増えてしまうため、関係がなさそうな掛け合いはカットしています。ご了承ください。

【忘却された記憶】

 

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現れたすべての敵を破壊すれば、平穏が戻ってくると思っていた

だが世界の「未来」は・・・私たちを裏切った

翼が折れ、砲身が溶け、我が身となる鋼が軋んでも、戦いは終わらない

次々と消えていく前に立ってくれた仲間たち・・・その顔すら忘れてしまった

ー出撃、か

・・・今夜の空も綺麗だ

   ー闇に堕ちた青き翼 

 

ヘレナ「ここが「謎の信号」が示した海域・・・どうやら私たちは遅かったみたい」

ノースカロライナ「ひどい有様ね、完全に廃墟と化してしまっているわ」

ヘレナ「セイレーンの実験場「鏡面海域」をここまで破壊できるなんて・・・一体誰が・・・」

ワシントン「例の重桜の「新生連合艦隊」とやらの仕業か?」

ノースカロライナ「違うわ。この痕跡は重桜やロイヤルの兵装というよりも、どちらかというと私たちユニオンの兵装のものよ」

ワシントン「あああ!なにがどうなってんだよ!・・・ま、少なくとも敵を叩く手間を省いてくれた!そいつに出会ったらお礼でもしてやろうじゃない。とりあえずこのあたりから調べて、情報を集めとくか」

【幕間Ⅰ】 

???「特殊観測対象「コードG」、未だに捕まらず・・・ユニオンからの任務部隊も来ちゃってるし」 

???「「コードG」が密かに発信していた信号が招いてしまったようね」

???「ならばこっちも「エグゼキュータシリーズ」を動かすわ。人格プログラムもない旧式だけど、多少は足止めできるはずでしょう」

???「「はず?」私たちのプログラムにそんな概念は存在しないんだけど」

???「揚げ足とらないの。「コードG」の捜索が最優先プロセスよ。ユニオンの艦隊はまぁ・・データテストも兼ねてとりあえずひきつけてちょうだい」

???「了解。システムリソースを再構成する」

???「「コードG」・・・今度はどうやって貴女を誘い出そうかしら?ふふふ・・・」

【幕間Ⅱ】

 

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Log,AtX15.00252.5.142-ログ記録開始 

オブサーバー「おめでとう~すべての敵をやっつけられたのね。今回の勝者は貴女よ」

???「・・・・・・」

オブサーバー「さすが「コードG」ね。今回も綺麗さっぱりに「世界」を救ってくれたわ、ふふふふ」

???「私を侮辱するつもりか」

オブサーバー「そんなことするわけないじゃない。あなたは【創造主】さまが定義付けた歴史の「楔」への「接続端子ユニット」ーあなたの「因子」から、私たちが作られたんだもの。プロトタイプであるあなたを無下には扱えないわ」

???「・・・・・・」

オブサーバー「では約束通り、この「テスト」をリセットして、永遠に続けられるようにするわ。貴女はどうする?」

???「・・・続けろ。私は探し続ける・・・何度でも・・・あの人を見つけるまではー」

【幕間Ⅲ】

 

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???「夜空の星・・それがあなたの言っていた「文明の光」か?彼らも私たち「KAN-SEN」・・「ヒト」と同じように笑ったり泣いたりするのか?」

???「そうだ。この宇宙においては私たちは孤独ではないのだ。」

???「・・・そうか。ではいつ彼らと会えるだろうか。聞きたいことがたくさんあるんだ」

???「いつかきっと会えるさ。君に与えられた名前の通り、我々「ヒト」はどんな困難があろうと前に進めるのだから。そういえばつい聞くのを忘れてしまっていたが、「Enterprise」ー自分の名前が気に入っているのか?」

???「ああ、もちろんだ」

???「なら・・・ひとつだけ、約束してくれないか?」

・・・「メモリー破損が検出されました。修正を試みますか?」

・・・・・・・・私、は・・・

【信号】

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ヘレナ「友軍からの暗号通信を受信した!・・・発信元は特定できたけど・・・解読してみせるわ」

ノースカロライナ「お願いね。それにしても、この海域で味方からの通信だなんて・・・罠じゃないでしょうね」

ヘレナ「内容は【Falling】・・・落ちる・・?」

ノースカロライナ「一体どういう意味かしら・・・」

ワシントン「かくれんぼだけじゃなくてクイズもか?セイレーンもここまでコケにした者がどんな凄い奴かと思ったら、とんだ物好きだな。見つけ出したら、洗いざらい吐かせてやるか」

(以下省略)

 

【幕間Ⅳ】

 

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Warning,Wirning-第五防衛機構が突破されましたーWarning,Wirning

Warning,Wirning-戦闘ユニット破壊率・82%ーWarning,Wirning

???「セイレーンの力を持ってしても、こいつらには到底勝てない。ならば、生存のための適応変異・自然選択を促進させるよう、より厳しい環境を人工的に作り出し」

???「こいつらに対抗しうる力をもつサンプルが出来上がるまで、絶え間ない選択と淘汰で未来永劫進化させ続ける。その過程では無数の命が失われるのだろうが・・・それが我々人類の弱さがもたらした【代償】だ」

・・・・----

Warning,Wirning-観測システム・フロントプログラムに致命的なエラーが発生ーWarning,Wirning

Warning,Wirning-第二データセンターに火災発生ーWarning,Wirning

???「愛しき「零(レイ)」よ・・・」

オブサーバー・零「ここにいますわ」

???「計画を実行せよ。未来・・・いや・・人類の「過去」は・・お前たちに頼んだぞ」

オブサーバー・零「かしこまりましたー【審判者】さま」

???「ふっ、せめて閉幕くらいは盛大にやろうではないかー」

【危機】
 

 

(省略)

ワシントン「・・・セイレーンを倒したのはお前か。ふぅ・・・ずいぶんといい趣味しているじゃないか。アタシらはお前の暗号通信を受けて調査しに来たユニオンタスクフォース16だ。お前の所属と情報を教えろ」

???「・・・・一つだけ教えてくれ」 

ワシントン「こちらの質問を無視する気か?」

???「お前たちの「指揮官」ーその名前を教えてくれ」

ノースカロライナ「悪いけど、貴方の身柄を確認するまでこちらも応える義理はないわ。最高機密なので」

???「・・・・今回もそうか。・・・自分で確認する」 

ノースカロライナ「あなた、一体・・・(このマント、どこかで・・・まさか) エンタープライズ!?」

???「・・・・人違いだ」 

 

ヒトとは、矮小な存在だ

しかし、こんな矮小な体にも大きな理想がある

望まれる自分になるよう、努力し、研鑽し、進歩し続けること

望まれる自分になれないのなら、それを形作られた存在に願いを託し、誇りを持ち続ける

だからヒトは正しい道を進み続けることが出来る

だがもし、我々が誇りを捨て、尊き理想とは真逆の道を選んだとき・・・

あなたは・・・・・

その間違った「未来」を修正してくれるだろうか・・・?

 

【黒幕】

 

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オブサーバー「「コードG」が鏡面海域を離脱したようね。反応が消えたわ

テスター「困ったバグね・・・行動原理が全くわからないわ。しかも私たちと同じこの時空間に来るとは・・・」

オブサーバー「同じ「因子」を持っているゆえでしょう。彼女はいずれまた私たちに会いに来るわ。たしか、人間のことわざではー 「強者は常に孤独である」とあるわね・・・「コードG」・・・あなたはずっと強者のままでいいわ。フフフフ・・・

【夢を織りなす者】

 

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オブサーバー・零「大いなるお方が言われた「サタンが、いなずまのように天から落ちた」と。「反逆に加担した天使たちはその姿を醜悪なるものに変えてもなお、翼だけがもぎ取られていなかったという。それが、天使たちを作られた大いなるお方が、我が子は地獄にいようと輝けるようにと願われたゆえー」 人間は面白い物語をよく書くわ。そういえば、テスターとピュリファイアー -「下層端末」であの子を抑えるのは無理のようね。なら・・・「地獄」にいってあの子達を呼びおこしてちょうだい・・・中階層プログラム「アービタ」たち」 

 

【今回判明したこと】

【この世界の仕組み】

 不明な部分が多かったアズールレーン世界観。特にイベントの大部分を占める再現戦争については不明な部分が多かったのですが、この世界が審判者の指示によりオブサーバー・零が過去に干渉。その下っ端であるピュリファイアーなどといった下級端末を再現戦争の駒として人類にぶつけ、未来にやってくる人類を滅ぼす脅威に対抗できる力をつけ、未来の脅威に勝てる存在が生まれるまで永遠に繰り返されているのが現在のアズールレーン世界となっています。

 

 審判者が「人類の未来を、いや過去を頼んだぞ」というセリフは、過去の人類を進化させ未来の外敵に対抗出来るほどの力をつけさせなければ未来の人類は滅ぶしかない。だからセイレーンに人類の過去を進化させることを託したということになります。

 しかしこの行いを邪魔しているのがコードG。下級端末ではコードGを抑えられないため、中階層プログラム・アービタが加わることが示唆されました。

【やはりセイレーンすら敵わない真の脅威が存在した】

 アブローラ獲得イベント「再誕の暁」の考察にて挙げた可能性の一つ。それはセイレーンは人類が外敵に対抗するために人類を進化させるために再現戦争を行っているということでした。

【胎動】それは異型の外敵を断つ剣、人類の最後の守り手 

  この胎動の文章がセイレーン視点だとしたら、これがセイレーンからみた外敵が存在しており、それは人類を圧倒するセイレーンにとってすら脅威となる存在がいるということになるのでは・・・なんて話していましたが、まさかのセイレーンの力ですら勝てない存在が示唆されました。

【幕間Ⅳ】

???「セイレーンの力を持ってしても、こいつらには到底勝てない。ならば、生存のための適応変異・自然選択を促進させるよう、より厳しい環境を人工的に作り出し」

???「こいつらに対抗しうる力をもつサンプルが出来上がるまで、絶え間ない選択と淘汰で未来永劫進化させ続ける。その過程では無数の命が失われるのだろうが・・・それが我々人類の弱さがもたらした【代償】だ」

 

  過去にセイレーンが指揮官(プレイヤー)の陣営のことを創造主の秘蔵っ子と語っており、今回のことで創造主にとって指揮官はこの未来に来る外敵に対抗できる可能性を秘めた存在であるということになります。

 

【コードGの正体と目的】

 ノースカロライナの指摘に対して明らかに嘘を隠すのが下手なコードG。まあ外見やらイーグルちゃんの存在からエンタープライズだろうとはわかっていましたが、その行動動機についても情報が出てきました。

 コードGはかつての指揮官に出会うためにセイレーンに対し繰り返す世界を作り出させ、そこで再び指揮官に出会えるまで世界を繰り返しているようです。幕間Ⅲの会話はかつての指揮官とコードG、エンタープライズだったころの会話の思い出でしょう。しかしメモリーに破損が生じており、コードGは何千、何万と繰り返す中で記憶が薄れてきていると判断されます。

【幕間Ⅲ】

???「夜空の星・・それがあなたの言っていた「文明の光」か?彼らも私たち「KAN-SEN」・・「ヒト」と同じように笑ったり泣いたりするのか?」

???「そうだ。この宇宙においては私たちは孤独ではないのだ。」

???「・・・そうか。ではいつ彼らと会えるだろうか。聞きたいことがたくさんあるんだ」

???「いつかきっと会えるさ。君に与えられた名前の通り、我々「ヒト」はどんな困難があろうと前に進めるのだから。そういえばつい聞くのを忘れてしまっていたが、「Enterprise」ー自分の名前が気に入っているのか?」

???「ああ、もちろんだ」

???「なら・・・ひとつだけ、約束してくれないか?」

・・・「メモリー破損が検出されました。修正を試みますか?」

・・・・・・・・私、は・・・

 

   またコードGはセイレーンと同じ因子を持った存在であることも判明しました。それどころかコードGの因子によってセイレーンが作られたため、コードGがいなければセイレーンを生み出すことは出来ないことになります。過去の冬の王冠イベントでヴィクトリアスがコードGを「未確認のセイレーン」と呼称していましたが、これはコードGがセイレーンと同じ信号なのでなく、セイレーンがコードGと同じ信号だったということになります。

 

 つまり今セイレーンによって行われている繰り返す世界での再現戦争はコードGが生まれ、その因子を用いてセイレーンが生まれなければ起こりえない世界。オブサーバーが語った「歴史の「楔」への「接続端子ユニット」」というのは、コードGが生まれなければセイレーンが生まれないため、コードGが存在しないかぎり今の世界観には辿り着かない。つまりコードGがいるからこそ現在の再現戦争が繰り返されている世界が存在できているということになります。図にするとこんな感じ。つまりコードGが生まれないと世界滅ぶ。そういうことです

 

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【考察】

【創造主=審判者なのか】

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 これまでテスターなのが語った「創造主」という存在。しかし今回「審判者」という存在が現れ、セイレーンの中でも上位主であろうオブサーバー零が様付けする相手であるため、審判者=創造主ではないかと考える声もあるようです。

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 ただこれに関しては同一人物ではないと考えています。同一人物をわざわざ別の呼称にする意味はあるのか?という点もありますが、創造主は指揮官(プレイヤー)を秘蔵っ子といっているように、現代、つまり過去に存在していた指揮官を知っています。一方審判者は未来の外敵に滅ぼされかけた世界で現れたように、少なくとも未来に存在しています。創造主は指揮官(プレイヤー)の近くにいるキューブから作られたはずのコピーのKANSENが覚醒していることから秘蔵っ子として期待しているようですが、これは現代の指揮官を観察していなければ矛盾します。

 

 幕間で審判者は「閉幕くらいは派手にやろう」といっているように、最後の特攻を仕掛けたと思われ、少なくとも本来の世界戦で審判者は死亡している可能性があります。一方創造主はセイレーンとともに未来を変えるために過去に現れ、指揮官のことを未来を変えられるサンプルとして期待していると考えれば、審判者と創造主は別人と考えられます。

 このため創造主はセイレーンを生み出したセイレーンたちにとっての親のような存在であり、審判者はセイレーンたちを率いる指揮官に近い役割だと考えられます。ただ創造主は駒の覚醒を最優先事項としており、それは審判者が語った外敵に勝てるサンプルを作り出すための手段の一つだと思われるため、どちらも近しい存在であることはわかります。

【外敵は地球外生命体?】

 

 セイレーンがコードGの因子によって産み出された存在であり、そんなセイレーンの力でも勝てなかった外敵の存在。それは具体的に何なのかですが、さすがにまだ情報はありません。しかし幕間Ⅲのかつての指揮官とコードG(当時エンタープライズ)の会話で意味深なセリフがあります。

【幕間Ⅲ】

???「夜空の星・・それがあなたの言っていた「文明の光」か?彼らも私たち「KAN-SEN」・・「ヒト」と同じように笑ったり泣いたりするのか?」

???「そうだ。この宇宙においては私たちは孤独ではないのだ。」

???「・・・そうか。ではいつ彼らと会えるだろうか。聞きたいことがたくさんあるんだ」

???「いつかきっと会えるさ。君に与えられた名前の通り、我々「ヒト」はどんな困難があろうと前に進めるのだから。そういえばつい聞くのを忘れてしまっていたが、「Enterprise」ー自分の名前が気に入っているのか?」

???「ああ、もちろんだ」

???「なら・・・ひとつだけ、約束してくれないか?」

・・・「メモリー破損が検出されました。修正を試みますか?」

・・・・・・・・私、は・・・

 

???「夜空の星・・それがあなたの言っていた「文明の光」か?彼らも私たち「KAN-SEN」・・「ヒト」と同じように笑ったり泣いたりするのか?」 

???「そうだ。この宇宙においては私たちは孤独ではないのだ。」

???「・・・そうか。ではいつ彼らと会えるだろうか。聞きたいことがたくさんあるんだ」

  この文章はコードGとかつての指揮官が夜空を見上げて会話をしている状況と思われますが、コードGが夜空の星を「文明の光」と語り、その上「彼ら」と語っています。これは別の星に彼らと呼ばれる異文明の存在があるということになります。

 そして遠い未来、この文明とついに出会えたが彼らは友好的などではなく、人類を滅ぼしにかかる存在だったというです。セイレーンの科学力でも敵わない存在となれば、異なるテクノロジーを持った宇宙人、なんて話も荒唐無稽とは思えません。