【総称公表!】
— アズールレーン公式 (@azurlane_staff) September 21, 2018
先日公式生放送でも発表しました「艦」たちの総称をお知らせします!
『艦船』(英語表記はKAN-SEN)
開催中のイベント「再誕の暁」とこれからのイベントで、
少しずつ「艦船」の設定に触れていく予定です。
たくさんご応募いただき、誠にありがとうございました!#アズールレーン pic.twitter.com/6IFsZRGvDJ
9月21日の公式twitterにおいて、アズールレーンキャラの新規名称「艦船」についてこのようなツイートがされました。この艦船という名称は一般公募から決められたものですが、同時にこのアズールレーンの設定に大きく関わる
Kineties 動力学→兵器
Artifactual 人工的・人工物的ー兵器
Navy 海軍→軍艦
Self-fegulative 自律的→自己のある
En-lore 伝承、史実への接続
Node 端子、分岐点、接続点
の頭文字をとってKANSENと名付けたとも語られています。これを見てガンダムSEEDかMOGERAを連想した人は私と握手をしましょう。
ただ現状ではこの6ワードが何を意味しているのかはさっぱりわかりません。そこについてはこれから語られていくとされていますが、1周年記念アヴローラ獲得イベント「再誕の暁」でもその設定に触れられているとも書かれています。
今回はその再誕の暁内で語られているワードを読み解きたいと思います。
【各任務文章】
【胎動】それは異型の外敵を断つ剣、人類の最後の守り手
【献身】共に進むは波を切る鋼鉄の大翼、想い寄せられし歴史の結び目
【変革】科学の世紀の終焉に、芽生えた革命の種子は反撃の旗艦を翻し
【信念】揺るがぬ信念を抱く武威は水平線に立ちはだかる試練を超克す
【栄光】いわば忠義。栄光の女王陛下に仕えし者は自然の恩恵を授かる
【自由】いわば勇気。自由を信ずる者は机械なる神の叡冠を戴くが運命
【羈絆】いわば結束。絆を繋げる者は己の心象を形而上的に昇華させる
【望郷】いわば弁証。偽りの永劫を望郷する者こそ真なる超人に至らん
【不屈】いわば情熱。不屈なる者が征く、我が道の果てに勝利の絶景を
【夢想】いわば敬虔。輝く物語の結末を夢見る者に書き手のご加護あれ
【努力】鋼の記憶をリュウコツに、人々の願いで形作られし者
【適応】再誕された「艦船」──私達の歌声でその存在の錨を下ろそう
【専心】あなたは、人類の文明を救うために作られた炎と鉄の箱船
【希望】あなたは、支配されない自我を持つ「ニンゲン」に相応しい
【問題となるのは誰の視点からか】
【人類側の視点?セイレーン側の視点】
これらのワードを考える上で大なのが「誰視点の文章なのか」です。「異形の外敵を絶つ剣」や「革命の種子」というワードから人類側と受け取れますが、人類視点でわざわざ「ニンゲン」なんて言い方するか?という点です。他にも人類側の視点として見るには第三者視点のワードが多く、人類側なら一人称視点でないとおかしいものもあります。「私達の歌声でその存在の錨を下ろそう」とい私たちの歌声は明らかにセイレーンを指しています。
そして何より、これが非常にメタ的ワードが多いこと。このためこの文章は「セイレーンから見た艦船と人類の関係」と予想しました。
【セイレーンの視点として解釈してみる】
それで「はセイレーンから見た艦船と人類の関係」とした上で、この文章を詳しく読み解きたいとおもいます。
実はこの文章ですが、前半の「いわば~」の部分を抜いてすべての文章を繋げると綺麗な一文となります。それでは、実際に抜いてみて見ましょう。
それは異型の外敵を断つ剣、人類の最後の守り手
共に進むは波を切る鋼鉄の大翼、想い寄せられし歴史の結び目
科学の世紀の終焉に、芽生えた革命の種子は反撃の旗艦を翻し
揺るがぬ信念を抱く武威は水平線に立ちはだかる試練を超克す。
栄光の女王陛下に仕えし者は自然の恩恵を授かる
自由を信ずる者は机械なる神の叡冠を戴くが運命
絆を繋げる者は己の心象を形而上的に昇華させる
偽りの永劫を望郷する者こそ真なる超人に至らん
不屈なる者が征く、我が道の果てに勝利の絶景を
輝く物語の結末を夢見る者に書き手のご加護あれ
鋼の記憶をリュウコツに、人々の願いで形作られし者
再誕された「艦船」──私達の歌声でその存在の錨を下ろそう
あなたは、人類の文明を救うために作られた炎と鉄の箱船
あなたは、支配されない自我を持つ「ニンゲン」に相応しい
文章としては繋がりましたが、その文章自体はまだわかりません。それでは意訳してみましょう。
異形の外敵(セイレーン)を倒せる武器。人類にとって最後の砦であり、人類とともに戦う艦船は鋼鉄で出来た存在。
人類の科学ではセイレーンに太刀打ちできず科学文明の終焉かと思われたが、艦船という存在が生まれたことでセイレーンに反撃を開始した。
強い信念を持ち力を持ってその威勢を示すことで、セイレーンという立ちはだかる試練を克服する。 ニンゲンとの絆を深めることで精神や力がさらに強くなる(覚醒反応)
希望に満ちた結末のために戦うものには私たち書き手であるセイレーンの加護が待っている。
船だったことの艦歴と人々の願いと記憶が形となったものがキューブにより艦船という形となり生み出される。そうして生み出された艦船を私たちセイレーンの庇護でこの世に創造しよう
※研究の中で明石がメンタルキューブの具現化のもとは人々の艦への感情やイメージといった思念体であると言及している。
艦船であるあなたは、人類の文明を救うために作られた炎と鉄の箱船
指揮官であるあなたは、支配されない自我を持つ「ニンゲン」に相応しい
【なぜセイレーンから見た艦船と人間の関係なのか】
なんでこんなややこしい視点なの?素直にセイレーン視点じゃだめなの?と思うかもしれませんが、もしこれが単純なセイレーン視点だと、あるワードが問題となります。それが「異形の外敵」です。もしこれが単純な視点だと、セイレーンにとっての異形の外敵に対抗する手段として艦船が生み出されたことになります。あれほどの力を持つセイレーンが脅威とする外敵ってなんだよ・・・・という恐ろしい結論に至るわけです。
そしてセイレーンの目的は、そのセイレーンでさえ脅威とする外敵を倒すために人類のキューブを与え、歴史を再現した戦争を繰り替えし、人類を成長させてこの外敵を倒させよう・・・ということになります。もしこの外敵がコードGに関連した存在だとしたら、コードGやその後ろ盾の見方も変わってきます。生放送で画像だけ出たアークロイヤル(闇落ち?)も味方とは思えない姿をしていたし。
【今回わかったこと】
新規にわかったことよりも、既存の情報の復習に近い内容となりました。ただキューブを人類に渡したのはセイレーンで間違いないこと。そして「異形の外敵」をどう捉えるかでものすごく面倒な存在が出てくること。そして己の存在と試練とし、人類の成長を目的としていることも確定しました。外敵の真意については、今後実装予定のセイレーン作戦(仮)でわかるかもしれません。