3-4赤城・加賀掘りに続く地獄の周回ゾーンの一つが6-4夕立掘り周回。敵平均レベルが70程度になるため、限界突破艦の起用が必要とされ、3-4よりも燃費効率が悪くなります。そのためより燃費を考えた周回編成を考える必要となります。
そこでこの記事では実験したいくつかの編成を元に、6-4における安定したオート周回編成について解説したいと思います。
【道中敵担当艦隊について】
道中敵対策として重要なのが自爆ボート対策。対空攻撃が無い代わりに自爆ボートが大量出現するため、ボート処理が出来なければ後衛が全滅する危険性があります。そのため殲滅能力よりもボート対策に重きを置いた編成となっています。
【選択する陣について】
オート操作だと火力あがる単縦陣が安定します。理由としては前衛よりも後衛へのダメージを回避することが大事ですが、後衛へのダメージは回避不可能であるため、複縦陣の回避上昇の恩恵を受けることが出来ません。
【編成①】前衛・後衛単艦編成
前衛:クリーブランド(100)
後衛:ユニコーン (100)
多くの6-4周回記事で組まれている安定の単艦編成。クリーブランドは高水準の性能を持ち、魚雷でなく駆逐主砲を持つためオート周回でも安定した火力を発揮でき自爆ボート対策にも有効です。ユニコーンは前衛艦隊を回復できる支援スキルを持ち、火力自体も軽空母ながら高水準のため安定の組み合わせとなります。
ただこの編成は安定性が欠け、ボス出現まで戦い抜けることもあれば、4~5戦目でユニコーンが戦闘不能になる場合もありました。装備の大半を金装備に揃えることで単艦も比較的安定して回せるようになりましたが、紫装備だと大艦隊を1度でも相手にすると5~6戦目には応急修理が使えるほど耐久が削れていました。
※単艦周回時の装備。このくらい金装備が揃えば単艦も安定します。
【編成②】前衛1・後衛2の安定性重視編成 燃費32
前衛:クリーブランド(100)
後衛:ユニコーン (100) 日向(86)
失敗の原因がユニコーンが耐え切れないということだったため、後衛を増やしダメージを分散させることで安定性が増した編成。日向である理由は特に無くレア度による燃費の良さと耐久性を重視した結果であるため、他にレベルの高い艦がいればその艦を加えても問題ありません。燃費効率は悪くなりますが戦闘不能による失敗は0となりました。
ボス出現時の道中敵担当艦の耐久ゲージ。クリーブランドの耐久が半分をきることこそあれど戦闘不能回数は0と安定性は一気に上昇した。
【編成③】前衛2・後衛1の燃費重視編成 燃費29
前衛:クリーブランド(100) リアンダー(80)
後衛:ユニコーン (100)
前衛1・後衛2の安定性を確認できたところで「前衛の方が燃費低い艦多いし、前衛2・後衛1が安定するならこっちの方が燃費効率いいな」ということで編成しました。とにかく自爆ボートを落とすことを重視したため前衛は駆逐主砲を備える軽巡2となっています。
結果はユニコーンが戦闘不能となり安定性0.結果として前衛1・後衛2が圧倒的安定性を誇ることがわかりました。
【編成④】前衛1・後衛2で途中1人戦闘不能前提の特殊編成 燃費29→21
前衛:クリーブランド(100)
後衛:ユニコーン (100) エレパス(81)
単艦編成において2~3戦目までは安定していたのですが、5~6戦目となると耐久が3分の1を切っており安定性に欠けていました。なら「途中で一人戦闘不能になる前提で途中から単艦編成で相手すれば安定性と燃費両方にいいのではないか」ということで作った特殊編成。このメリットは燃費もですが、レベル上げもできることです。
今回はレベル上げも兼ね後衛にエレパスを入れましたが、このレベル上げ艦は何でもよいです。ある程度火力があることと耐久が高すぎないことが条件となりますが応急修理を持つ工作艦を入れるのも手だと思います。ちなみにエレパスは3~4戦目で戦闘不能。その後クリーブランド・ユニコーンのみとなりますが撤退は0でしたが、エレパスのレベルが80を超えたあたりから落ちなくなったため、このレベル上げ艦は70~80の艦が候補になると思います。
ちなみにおすすめは巡洋艦の比叡です。主力艦隊へのダメージ引き受けスキルを持つため、生き残らせたいユニコーンのダメージを肩代わりしてくれます。同じスキルを持つサウスダコダはSSRのため燃費が悪く、回復してしまうため最後まで生き残ってしまう可能性があります。
【編成⑤】前衛1・後衛2のクリーブランド以外での編成 燃費31
前衛:フェニックス(97)
後衛:ユニコーン (100) ネルソン(82)
クリーブランドよりも燃費がよいフェニックス、後衛は特殊弾幕を展開でき、自爆ボート対策としてネルソン(2段階突破)で編成しています。装備はクリーブランドのものを使いまわしています。結果としては耐久は3分の1も削れずにボス出現まで戦い抜けました。やはり装備が揃えば周回は安定するようです。
ボス以外を全滅させたときの耐久値。すべてこの艦で相手にしました。
【編成⑥】軽巡・戦艦の単艦編成 燃費21
前衛:フェニックス(99)
後衛:ネルソン(85)
後衛が空母ばかりのため、戦艦のみとした場合の安定性を検証した編成。
フェニックスがクリーブランドに比べ火力が劣ることもあると思いますが、ボス出現ごろには前衛・後衛両方とも大破状態となっていました。自爆ボートが少ない主力艦隊に当たればまだダメージは減らせますが、偵察部隊とぶつかると大きく耐久を削られます。そのため安定性にかける編成といえるでしょう。
【道中敵担当艦のおすすめ編成】
前衛・後衛ともに金装備が揃っているor紫装備強化済→軽巡・空母の単艦編成
金装備があまり揃っていないor強化パーツ不足 →軽巡1・後衛2の編成
軽巡については、副砲が駆逐主砲であるクリープランドやセントルイスがおすすめ。ベルファストは駆逐主砲でなく魚雷装備であるため、オート操作だと殲滅能力ががた落ちするためお勧めしません。後衛については空母としてありますが、安定性ならユニコーンが断トツです。これはユニコーンの前衛回復スキルと、装慎の高さで
安定した周回のためには、運用する艦すべての装備を最低でも+6にはしましょう。それだけで安定性が格段に向上します。
【ボス担当艦について】
6-4ボスである夕立は特殊弾幕と魚雷を武器とする駆逐艦。特殊弾幕は範囲こそ狭いものの、多段ヒットするタイプであるため、耐久力があっても持久戦となると戦闘不能になる恐れがあります。
【編成①】前衛重巡での単艦編成 燃費25
前衛:インディアナポリス(97)
後衛:フッド(99)
前衛は耐久トップクラスのインディアナポリスで耐え抜き、後衛のフッドで落とす編成としましたが、結果はインディアナポリスが耐え切れずに敗北となりました。
【編成②】前衛2・後衛2での安定編成 燃費43
前衛:インディアナポリス(97) フェニックス(99)
後衛:フッド(99) レンジャー改(96)
前衛はダメージ分散、後衛は火力追加の2・2編成となっています。燃費効率は悪くなりましたが、安定性は格段に上昇しています。ただこの編成でもインディアナポリスは耐久が3分の1が大半。
【編成③】安定のクリーブランドによる前衛1・後衛2編成 燃費37
前衛:クリーブランド(100)
後衛:フッド(99) 赤城(91)
インディアナポリスでなく安定のクリーブランドで編成。後衛は範囲攻撃用に赤城を採用した編成。編成②より前衛を一人減らしている分燃費と前衛火力が減っていますが、安定性はこちらが上でした。それだけクリーブランドの能力の高さが証明された結果だと思います。
ちなみにこの場合のクリーブランドの装備ですが、金装備の大半をフェニックスに渡しているため+6の紫装備が大半です。
【ボス担当艦のおすすめ編成】
前衛:単艦で運用したいならクリーブランド。2体編成にするにしても駆逐主砲持ちの
軽巡は必須。
後衛:空母1・戦艦1の2体編成が安定。単艦にしたいなら耐久トップ、特殊弾幕も展
開できるフッドが安定か
ここでA勝利や敗北しては文字通り燃料の無駄となってしまうため、安定が最優先となります。レベル・装備が揃っていないなら前衛2・後衛2が安定です。無理に燃費を重視して敗北しては意味がないため、安定性を優先しましょう。
【総評】
【道中敵担当艦】 燃費21~30
前衛:フェニックスorセントルイスorヘレナ
【ボス敵担当艦】 燃費30~35
前衛:クリーブランド
後衛:フッド+空母
これで5~6戦+ボス戦で一周となるため、燃料は一周で150~220となります。優先的に燃費を減らすなら戦闘数が多く、ある程度削りやすい道中敵担当がお勧めです。