アズールレーンを語る

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資金貯めには10時間の上級委託と大型船団護衛のどちらが効率的なのか。そして船団護衛を回すメリットとは

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  大型イベントを控え限定建造をするために資金貯めをしたいときに委託は非常に重要な要素。というより上限を超えて資金を貯めるため時間回復分を獲得できなくなるため、資金稼ぎが出来ます。

 その中で22時以降に出現する緊急委託。このとき出現するのが燃料・資金・ドリル・キューブのどれかが獲得できるものですが、「限定建造控えてるし資金獲得系を回そう!」となるかもしれません。しかしここで大きな疑問があります。それは「燃料獲得してその燃料で上級委託回したが得ではないのか?」ということです。

 10時間の上級委託は経験値18000+資金を最低4500獲得できますが、一方で燃料を1,200消費し時間も10時間かかります。そこで今回はどちらが資金貯めの上で効率的なのかを考えたいと思います。

 

 

 

【各委託の条件について】

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 上級委託については10時間で資金を4,500獲得できるため時間効率だけ見れば圧倒的ですが、一方で燃料を1,200消費します。

 そこで比較条件は上級委託の時間+燃料1,200稼ぐためのかかる時間に対し、同等の時間大型船団を実行した場合の稼げる資金を比較する形とします。

 

 また獲得資金・燃料については獲得幅はありますが一定ではないため、比較しやすいためすべての委託について最低獲得値を基準とします。このため各委託の獲得値は以下のようになります。

 大型油田開発:150

 大型船団護衛:350

   上級訓練:4,500

 

【10時間訓練の1時間辺りの獲得資金について】

 まず上級訓練は燃料を1,200消費するため、この1,200を獲得するためにかかる時間を計算します。大型油田開発は150・200・250の3種類がありますが、ここではあえて一番低い150を採用します。これで上級のほうが効率のよいのならどんな状況でも上級のほうが効率がよいこととなりますので。

 

 まず大型油田開発150で1,200燃料を稼ぐためには8回実行しなければなりません。つまり1,200獲得するために8時間×8=64時間かかります。さらに上級訓練は10時間かかるため、資金4,500を稼ぐために合計で74時間かかることとなります。

 つまり1時間辺りの獲得資金=4,500÷74時間=60.8 となります。

 

【大型船団護衛の1時間辺りの獲得資金について】

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 こちらの計算方法は非常に簡単です。大型船団護衛の獲得資金は350、必要時間は8時間。つまり350÷8時間=43.75となります。この時点で1時間辺りの値は大型船団が負けていますが、念のため74時間だといくらになるかも見ておきましょう。43.75×74時間=3237.5が獲得資金の合計値となっています。

 

【結果】

 上級委託=74時間で資金4,500を獲得可能

 大型船団=74時間で資金3237を獲得可能

 

 結果は上級委託が約1,300の差をつけて勝利。「燃料1,200を使う分上級のほうが効率がいいのは当たり前だろう」という声もあるかもしれませんが、その1,200を稼ぐ分の時間を含めての結果となっています。つまり資金を貯めたいなら大型船団より大型油田を回して。そこで稼いだ燃料で上級委託を回したがコスパは良いという結果となりました。

 

【船団護衛は効率が悪いのか】

  正直なところ、指揮官レベルが高い人で他の選択肢があるときに、わざわざ船団護衛を選ぶ人は少ないでしょう。学園から一時間辺りに回収できる資金が最終的には300/hとなるため、三時間あれば最大獲得量を超えるのでこっちのほうが早いためです。

 ならばまだ指揮官レベルも低い序盤なら効率がいいかと言われれば、燃料800で出せる初級の8時間委託があるため、こちらは資金3,000を獲得できるため船団護衛の恩恵は低くなっています。その上序盤は指揮艦レベルの関係で中型委託までしか出ないため、上級のありがたみは高レベル指揮官より大きくなっています。

【キューブがもらえる演習系との効率の差について】

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  キューブがもらえる緊急委託と比べたらどちらが効率はよいのか。船団護衛は成功すれば最低でも350もらえる一方、キューブは大成功でしか獲得できないため効率は悪く思われます。ただキューブは通常2000で販売されており、八時間の大型なら二つゲットできます。このため資金4000分となり、大型を 10回回して大成功一回でやっと釣り合います。

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  何よりキューブは時間回復しないため、代替できないキューブは優先的に回す必要があります。

 

 

【船団護衛を回すメリットはあるのか】

 ここまでことごとくデメリットしかないという結果となりましたが、船団護衛を回すメリットは何なのか。報酬の教科書は購買部に並びやすいため、わざわざ教科書を狙って委託を回すメリットも薄くなっています。

 なら船団護衛を選ぶメリットは何なのか。それはデメリットが無いということです。時間回復は上限を超えてためたい時に使うことが出来ないというデメリットがあり、長時間訓練は大量の燃料を消費するため、海域攻略に支障を来します。特に短期間に大量に周回を必要とする大型イベント時はこの燃料消費は大きな痛手です。

 一方で船団護衛は報酬のため上限を超えていても資金を獲得でき、燃料消費もありません。獲得できる量は少ないですが、それはデメリットがない故のものとなっています。

 

 実は獲得上限を超えているときの資金獲得方法は任務報酬と艦の退役、武器廃棄の報酬、そして海域の?マスとデイリー報酬に限られます。これらは何れも獲得できる回数が限られます。資金が保有上限を超えている場合にデイリー報酬で獲得できる資金は

艦隊を出撃させ、戦闘で1回勝利せよ!    資金120

艦隊を出撃させ、1回A評価で勝利せよ!    資金120

艦隊を出撃させ、戦闘で3回勝利せよ!    資金250

艦隊を出撃させ、敵中枢艦隊を3回撃破せよ! 資金600

新たに艦艇を1隻「建造」せよ!       資金800

 

この5つに限られます。資金回収任務は上限を超えているため回収不可能。さらに建造任務をクリアするためには最低でも資金600がいるため、デイリー任務で獲得できる量は1,890-600=1,290となります。こうみるとかなり少ないですね。

 デイリークエストでは一回1,000~1,300辺りの資金を獲得でき、戦術研究分と合わせれば4,000近く資金を稼ぐことが出来ます。船団護衛はこれらと組み合わせても影響がなく資金を稼げるもののため、船団護衛をメインとするのではなく、ついでに船団護衛で回して稼いでおくくらいに考えておけばメリットがあるものとなります。

 大型油田を回してそれで稼いで燃料で7-2回って?マス回収しまくったが資金を稼げるんじゃないのか?との声もあります。運がよければそっちのほうがお得ですが、大型イベント開催中に7-2を回す時間は惜しく、応急修理や装備箱、弾薬もでるため獲得量が非常に不安定です。獲得に資金を貯めておきたいなら船団護衛となります。

 

【まとめ】

①大型船団護衛任務は単体で考えるなら効率なんてあってないようなもの

②一方大きなプラスが無い面、大きなマイナスも無いので資金貯めの方法として併用すれば使える